このブログは
「経営者の人間力」
について取り上げています。
そもそも「人間力」とは
漠然としていて抽象度の高い言葉です。
1000人の人に、
1000通りの答えがあることでしょう。
思えば私は
経営トップやリーダーが備えている
「人間力」について
30年以上考えてきたことになります。
言葉で表現することが難しい
「人間力」ですが
あえて、あくまでも私の切り口で
5つに絞ってみました。
①人を育てる力(育成力)
②生み出す力 (創造力)
③現実にする力(実現力)
④大局を掴む力(俯瞰力)
⑤突き抜ける力(突破力)
経営者の人間力の「5つの底力」です。
1番目は「人を育む力」としました。
これは、相手を生かし勇気づけ
本領発揮や自己成長を促すと共に、同様に
自分自身を育て続けることができる力です。
「真の自分」「真の相手」と取り組む
そのことによって
自分や相手の中に潜んでいる底力に
気づき育んでいくことを意味しています。
2番目は「生み出す力」です。
まだ何も存在していないと思える状態から
新たなものをイメージし
意図する何かを「ゼロ」から生み出し
創造していくことができる力です。
3番目の「現実にする力」は
価値創造や革新を
この現実社会に役に立つやり方で実現させ
インストールする力です。
自分や会社や仲間の夢をカタチにし
夢や理想の実現を助けることができる人です。
4番目の「俯瞰力」とは
ものごとの全体を見渡たし
大局を掴むことのできる力です。
3つの目線
自分目線、相手目線、俯瞰目線
の俯瞰です。
自分軸をしっかりもち
「自分にとってどうなのか」がわかること
相手になりきり
「相手にとってどうなのか」をしっかりと
感じきって体験した人が
改めて全体を見渡した時、視界は開かれ
物事の真の姿、進むべき道、とるべき選択が
見えてきます。
5番目はブレークスルー
「突き抜ける」ことのできる力としました。
課題があっても困難と思える状況であっても
突破していく力、
次元を超えていく力です
そして最後に
これらすべての人間力の中心であり根幹には
「本来の自己」「真の存在」を生きている
「自分」がいます。
それこそが
普段は意識に上がってきていない
「無限の可能性」を
無意識の奥から発動させることのできる
「勇気と情熱の源泉」
をもっている存在です。
この「人の真の存在」生きることが
人間力を発揮させることになります。