ある『社員の満足度・口コミサイト』を
毎日チェックするようになって
かれこれ2年以上になります。

同じ業界でも5段階の総合評価で
3を下回る職場もあれば
4を大きく上回る職場もあります。

3.5から4を上回る会社は、
マネジメントが気づいて行動を起こし、
それが職場の満足度に反映されているのが
はっきりと感じ取れます。

3.3未満の会社は「これは危険だな」
と心配になります。
組織全体の気の流れが滞り
マネジメントを含め人々の
何か大切な本質が見えなくなっている様子が
目に見えるようです。

企業には「ヒト・モノ・カネ」の
3つが重要といわれてきました。
しかし、優先順位がさらに重要です。

モノ・カネをドライブするのは人だからです。
実は人がすべてのすべての「起点」であり
「モノ・カネに命を吹き込むものである」
という点に意識を向け続けていかなければなりません。

『ビジョナリーカンパニー』という本の一節で
「優れたリーダーは
まず誰をバスに乗せるかを決めて、
それからどこへ行くのか目的地を決める」
と言っています。

人を正しく取り扱うことに焦点を合わせて、
一人ひとりのメンバーの
「やりがい」「喜び」「楽しさ」などを育み
彼らが事業にもたらす成果も成長させ続ける
この両立に成功している経営者は
本当に少ないと感じます。

私たちの多くは、
学校を卒業して就職したら、
あるいは中途採用で入社したら、
幹部社員としてヘッドハンティングしたら、
1人前の社会人、成熟した人間として振る舞い、
実績を出すものと考えます。

それに対して報酬が支払われるのであって、
社員・職員はこれを全うする責任と能力を
「(既に)もっていることが前提」
というロジックのもとに
組織をドライブしてきました。

しかし、
このロジックには2つの誤解が潜んでいる
と思われます。

1つは私たちが人間として成熟するのは
一生をかけてであり、
「常識的な社会人」という偶像が
創造的な仕事やブレイクスルーを
最小化することになりかねないこと。

もう1つは、
採用時の約束や状態やパフォーマンスが、
経営側が何も策を講じなくても継続し
成長し続けていくという保証は
「全く無い」
と言う点です。

どの組織にも
ストレスを抱えている人々が大多数で、
メンタルを病んでしまう人々がいるのが
現実なのです。

「マネジメントは人の成長に関わらなくてはならない」
どうやらそれは宿命のようです。
一生をかけて人間として成長する人々が
集まっているのが職場である事実に
常に意識を向け続ける必要があるのです。

それこそが、経営の成功、
人々の幸せの「見えない礎」になっていることに
私たちは気づき、
行動をし続けなければなりません。

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