おはようございます。
エグゼクティブ・コーチの
伊藤礼子です
外資会社の財務責任者兼経営戦略室長
の時代に、ビジネススクールで
欧米型経営学を徹夜仕事をしながら
学ぶという濃い体験をしました。
15年以上前のことです。
受験勉強全般にかなり
苦手感を持っていた私が
なぜMBAにチャレンジしたのか?
理由が2つあります。
1番めは
このグローバルな職場環境や文化
を凌駕するには「コレダ!」と肌で
感じ取ったからに他なりません。
(経営は競争をさけられない)
2番めは
試験勉強は下手だけれど
現場やマネジメントや組織での
体験知には自信があったからでした。
(組織は生き物であり成長するものだ)
※ 注:実際はMBAもいわゆる「勉強」
そんな甘くはなかったのでした (^^;
さて、そんな私でしたが、いつしか
50歳になったら「この生活」を
卒業する、と決めていました。
そして、今に至ります。
一旦50歳を境にして、その前と後との
違いとは私にとって何っだのか
当時、明確に言語化することは
できませんでした。
あれから10年の間に・・
明らかになってきたいくつかの
考察があります。
MBAチャレンジの2つの理由にも
潜んでいるとわかりました。
1番めの理由の奥にある私の信じ込み
「経営は競争をさけられない」から
↓
2番めの理由の奥にある私の信じ込み
(組織は生き物であり成長するものだ)
へのシフトだったのではないかというものです。
あるいは、
カール・ダステフ・ユングが主張する
人生の前半は自我の確立の時代、
後半は自己実現の時代
の実践であるとも言えます。
そして、今回のテーマ
ティール組織として日本に紹介された
「次世代型経営」です。
ティール組織 (マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現)
私が昭和〜平成の企業戦女?時代を
過ごし、今もDNAのように
こびりついて(泣笑) いるのが
「達成型(オレンジ)」マインドです。
最近頂いたメールセミナーへの所感を
拝読してその思いを強くした次第です;;
ご了解を頂きましたので
以下にご紹介させて頂きながら、私も
その感想の感想をここにご返信してみたい
と思います。
ーーーーー
【A院長のご感想】
私は勤務医の時は症例数を増やす、
他の施設よりも良い成績をあげるなど
競争社会の真っ只中にいました。
今度は競争ではなく、
のんびり地域に貢献するのもいいかな
と思い開業しました。
もちろん人を雇い、
経営者になるのだから
それなりに大変であることも
覚悟していました。
大変なことを楽しみながらしてみよう
を標語にしていました。
「人を育てる力」を読みました。
礼子さんからいつもお話を
聞いていることもあり、
どれもよく納得できます。
読んでみて感じたのは、
私には経営者としてここまでの
情熱は持っていないことです。
全ては難しいかもしれませんが、
これを参考にしていきます。
ーーーーー
【私の感想】
まずとても嬉しかったのは、
> 礼子さんからいつもお話を
> 聞いていることもあり、
> どれもよく納得できます。
のところでした。
普段は大変にお忙しくされていて
体系立てたお話をする場面は
殆どもてていないと思っていましたので
「納得」できます
とは嬉しい驚きでした。
一方で、肩透かし的に感じたのが (笑)、
> 読んでみて感じたのは、
> 私には経営者としてここまでの
> 情熱は持っていないことです。
達成型(オレンジ)の自分が
すぐにも聞いてみたくなったのが
「ここまでの情熱」の「ここまで」って
どこのことですか??
確かに、私のメールレター 、、、
暑苦しすぎますよね;;;
真の「情熱」とはもっと違うもの!
そのあと・・・ はっと気がついたのです。
昨日も参加していた勉強会での
「ティール組織」新時代型マネジメント
のポイントとが私の中で繋がりました。
もちろん、院長は自然体でありのまま
余り余計なことは考えていません。
目の前の地域の人々に家族に対するような
想いと愛で貢献するのみです。
その目的があるだけで、あとは
日々を全力で勤められながら
あらたな出会いや気づきを
丁寧に取り込みながら
生命体のように進化成長を
とげていかれるのではないか・・
これこそは「ティール型」
そのように合点がいったのです。
ご参考まで、ティール型経営の
事例の一つをリンクにてご紹介します:
Buutzorg(ビュートゾルフ)|オランダの非営利在宅ケア組織
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